高梨です、
今日は僕が24歳の時に突然起きた
人生で一番どん底だった時代の話をシェアします。

以前から読んでくれている人は知っているかもですが
新しい読者の方も増えたので、また新たな気持ちで
ここタイのパタヤから綴ってみます。

では、本題へ。

僕のストーリーに触れたことがある人は
高梨は24歳の時に大きな出来事があった
と言うことは知っていると思う。

その大きな出来事と言うのが
当時、父が現在の僕と同じ年齢である
49歳という若さでこの世を去ったことだった。

当時僕は結婚をして娘が産まれたばかりで
その娘が産まれた４日後に父は帰らぬ人となった。

僕が小さい頃からあまり家にいなかった父は
会社を辞めてから独立をして海外の事業に携わったり
海外製品を輸入販売したりしていた。

一緒に海外は行ったことはなかったものの
そんな影響からか、海外の製品を通じて
世界の話を父から聞く機会が多かった。

そんな父の影響をモロに受けて
僕は海外への憧れや興味を持つようになったんだけど
遂に一緒に海外に行くことはなく無くなってしまった。

残されたのは、
母・妹・当時の奥さんと娘、そして僕。

そう、僕以外は全員女性で
24歳という若さで僕は一家の大黒柱として
色々と責任を負う立場になったしまったのだ。

そんなプレッシャーの中、更なる悲劇が襲い掛かる。

薄々感じてはいたんだけど、
と言うのも父が入院中24時間看護が必要で
僕は交代で日夜問わず看護についていたんだけど
時々柄の悪そうなチンピラ風の男たちが

意識が朦朧としている父のベッドの横で
何やら紙にサインを書かせていたのを
何度か目撃していた。

後からわかったんだけど、
それは借用書のようなもので
父は意識もほとんどない状態で
震える手でそれを書いていたんだ。

そして亡くなった後に発覚した借金が
12億円ほどある事がわかり
父の事業でなんとか3億円ほどは返済したものの

9億円という借金が残ってしまい
母も僕も知識もなく有識者の知人もいなかったため
よく分からずにそのまま借金を被ることになる。

当時の第一勧業銀行、
現在のみずほ銀行になるんだけど
電話が頻繁に掛かってくるようになり
何度も呼び出しをされるようになる。

スポーツしかやってこなかった僕は
銀行員とまともなお金の会話ができるでもなく
ただただ現状を知らされ途方に暮れる毎日だった。

残った資産を全て売り払い
それでも借金は返せるような額ではなく
いっそ死んだ方がマシだ・・・と
何度も自殺サイトを眺めては
ため息をついて枕を濡らす毎日。

家からも出られなくなり
働く気力もなかったけど
小さな娘と将来の夢だけは諦めちゃダメだと
自分を奮い立たせてなんとか外に出るようになる。

そこで手にした一冊の本が
ロバート・キヨサキ氏の
「金持ち父さん、貧乏父さん」
だった。

この本に出会ってから、
将来はビジネスオーナーか投資家になる
と決めて、まずは自分のビジネスを始めることになった。

（この話は起業物語で過去話しているので割愛）

紆余曲折ありながらもなんとかビジネスが立ち上がり
小さな夢を幾つも叶えて今がある。
（だいぶ端折っちゃったけど。。）

今日僕が伝えたかったのは
改めて自分の人生を振り返ったときに
どん底だったりターニングポイントだったり
そんなタイミングが誰にでもあって

そこから這い上がって今はこうやって生きていて
あの時と比べたら状況は良くなっているから
何か小さなことで躓いてもなんとかなる！
と勇気が湧いてくるよねってこと。

僕もこの数年間、特にコロナ禍では
今までとは違って上手くいかないことも多く
実は心が折れそうになった事も何度もあった。

でもその度に過去乗り越えた時を思い出し
勇気を振り絞って前を向いて歩み続けた。

そうすると、勇気だけじゃなく
経験や失敗から学んだ力が発揮され
何度もピンチを乗り越える事ができたんだ。

よく、
自分の人生にはたくさんの試練が訪れるけど
神様は乗り越えられない試練は与えない
と言う。

その言葉を信じて、何か試練が訪れても
これは１つのチャレンジであり
乗り越えなければいけない壁なんだと
自分を奮い立たせて何度も乗り越えてきた。

だからあなたも今つらいことがあったり
乗り越えられないと思う事があったとしても
諦めずに立ち向かって乗り越えて欲しいと思う。

それは自分一人では到底無理なことでも
もしかしたら家族や仲間の力があれば
乗り越えられるかもしれない。

諦めずに一つずつ行動に移して
大きな壁も乗り越えていきましょうね。

『あなたはどうやって壁を乗り越えますか？』

No DeFi! No Life!

では、本日も
勇気と情熱を持って全力で生きよう！

高梨

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高梨の著書です
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