高梨です、
昨日のRIZIN世紀の一戦をご覧になりましたか？
朝倉未来とフロイド・メイウェザーの一戦です。
僕はPPVを買ってオンラインで見ていたのですが
そこである事件が起きました。
今日はそれについて。

では、本題へ。

朝倉選手とメイウェザー選手の試合のセレモニーの最中
ある方（あえて名前を伏せるけど）が
メイウェザー選手に花束贈呈する瞬間
わざとその花束を目の前でリングの上に落とし
その花束をメイウェザー選手が拾うという
誰も予想だにしなかった事が起こったのだ。

その瞬間僕も含め世界中の視聴者が

え！？

と一瞬静まり返り、その場は特に何も起こらず
無事に試合も進み終了したんだけど
その後のSNSでかなり多くのコメントが寄せられた。

多くの人の反応は、

神聖なリングで何をしてくれたんだ！
親日家の親切なメイウェザーさんに失礼！
格闘技を侮辱するな！

と散々な物だった。

格闘技ファンからすれば当然の反応だと思うし
彼がやった事はもちろん責められる行為だったと感じる。

ただ、ここで僕が思ったことがある。

彼の行動は予想だにしないものだった
国民の反応は予想通りのものだった

そして次に起こった感情として

彼は何故そのような行為に及んだのか？
その意味はなんなんだろう？

という事だった。

僕はあまり感情的になるタイプの人間ではないので
その行為そのものを見て感情的に怒りが湧いてきたわけでもなく

え！？なんで？？
個人的に恨みでもあったのかな？

くらいで最初見ていた。

その後のSNSの反応を見て、
予想通りの反応だなぁ
でもちょっとこれには意味があるんじゃないか？

と勘繰ってしまったところがあった。

で、少し他の情報も含め見ていると
こんな事が浮き彫りになってきた。

花束を落とした彼はある政党の党首である
彼とメイウェザーは面識があった
過去にメイウェザーに嫌な事をされた（彼曰く）
政治的な観点からアメリカに対して恨みを持っていた

という背景から、個人的な思想や恨みで
あの場であのような行為に及んだという事なんだと思う。

だからと言って全く誉められた行為でもないし
寧ろ非難されて当然の行為だと思う。

ただ、何も背景を知らずに
ただただ画面に映った光景に腹を立てて
感情的に1人のターゲットを非難して
自分の正義をかざす事が果たして正解なのか？

と問われると、僕は必ずしもそうじゃないと思っている。

今回の事に限ってはそうなってもおかしく無いかもだけど
他の例も含めて、一方的な視点で物事を瞬間的に判断して
その背景や原因を調べずに、非難だけするのはどうなんだろう。

SNSを見ていると一方的に誰かを敵にして
皆で寄ってたかって叩く風習があるように思える。

自分では何も調べずに、
あたかも報道されている事が全て正しいと思い
当事者ではない第三者が話題にの勝手正義を振りかざす。

この一連の流れを昔からずっと繰り返してきた事で
誰かが悪者になり、自分は正義感を全うして満足し
飽きたらまた次のターゲットへと向かう。

日本だけなのか分からないけど、
どうもこの日本の悪しき流れを好きになれない。

実はある一方から見たら、逆にそれをやっている人や
正義だと思っていた方が悪だったなんて事もあるかもしれないし
戦争や政治の世界なんかは正にそれに当たる。

正義だと思ってやっていた事が
誰かの悪に加担している事もあるかもしれない。

今回の背景には

・メイウェザーは親日家で良い人
・リングの上は神聖な場所

と言うものがメディアで刷り込まれているから
あの行為は見た瞬間反発するのはわかる。

だけど、もしそれが事実でないとしたら・・・
（ちなみに、以前花束贈呈の時に花束で殴りかかる事件がありましたが
あまり話題にならなかったのは注目が低かったからかも）

だから、まずは何かが起こったら
表面的に思考停止になって感情的に片方から
一方的に誰かを責めるんじゃなくて

何が起こっていて、要因や原因はなんなのか？
多方面から情報を得て自分なりに解釈をした後
根本解決するにはどうしたらいいか？
どうやったらそれらを解決できるのか？

もし自分にできないのなら一方的に非難するのだけは
辞めた方が良いと思う。

色々考えた結果、
あなた自身が声を挙げる必要があるなら
できるだけ多くの人を巻き込んで声を挙げて
ただ非難するだけでなく解決に向けて動く。

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言うが易く行うは難し
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と言う言葉があるくらいなので
言うだけではなく行動で示す事が大事だよね。

何かが起きた時、言葉だけでなく態度で示す。
声を挙げることは無関心よりはよっぽど良いけど
その背景や本質を見極める必要もあるので
今日はそれが伝われば幸いです。

自戒の念を込めて。

『あなたは何かが起きた時どのように行動しますか？』

No DeFi! No Life!

では、本日も
勇気と情熱を持って全力で生きよう！

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