YOICHIRO TAKANASHI

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AIに「売れるコンセプト」を作らせたら、リサーチ時間が10分の1になって成約率が3倍になった話

「また渾身のコンテンツを作ったのに、全然売れなかった……」

そんな経験、あなたにもないだろうか。

九州では今日も線状降水帯が発生し、土砂災害の警戒情報が飛び交っている。自然の猛威の前では、どれだけ準備をしていても想定外のことが起きる。ビジネスも似たところがある。どれだけ情熱を注いでコンテンツを作っても、「市場が求めているもの」とズレていたら、どれだけ頑張っても売れない。

この記事では、AIを使って市場調査をして「売れるコンセプト」を短時間で作り上げる具体的な方法を、僕の実体験と数字を交えながら余すことなく公開する。読み終わる頃には、今日からすぐに実践できる手順が頭の中に入っているはずだ。


「コンセプトのズレ」が、売れない本当の原因だ

なぜ良いコンテンツが売れないのか

コーチ・コンサル・セラピストとして活動している40〜60代のひとり起業家の方から、よくこういう相談を受ける。

「高梨さん、内容には自信があるんです。でも全然売れなくて……」

500人以上のコンサル・プロデュース実績を積んできた中で、はっきりわかってきたことがある。売れない理由の8割は、「コンテンツの質」ではなく「コンセプトのズレ」だ。

コンセプトとは何か。一言で言えば「誰に、何を、なぜ今」という3つの問いに答えるメッセージのことだ。これがズレていると、どんなに素晴らしい内容のセミナーも、どんなに丁寧に作った講座も、市場には刺さらない。

たとえば、「自己肯定感を高める講座」というコンセプトがある。これ、どう思うだろう。正直に言うと、弱い。「誰のどんな悩みをどう解決するのか」が見えないからだ。一方で「離婚後に収入ゼロから再スタートした50代女性が3ヶ月で月収50万円を実現するメンタル再構築プログラム」となったらどうか。ターゲットが明確で、問題と結果が見えている。これがコンセプトの力だ。

昔は僕もリサーチに1週間かけていた

タイに移住する前、まだ日本でコンサルや講座ビジネスをフル稼働させていた頃、市場調査に途方もない時間をかけていた。Amazonのレビューを一件一件読んで、X(旧Twitter)のキーワード検索をして、競合のセールスレターを何十本も読んで——それだけで1週間が消えることも珍しくなかった。

今はどうか。タイ・パタヤの自宅から、AIを使えば同じ調査が半日どころか1〜2時間で終わる。しかもクオリティは上がっている。調査精度が上がったことで、コンセプトの精度も上がり、結果として成約率も大幅に改善した。

僕が実際に体感した変化をそのままお伝えすると、リサーチにかかる時間は以前の約10分の1になり、そのリサーチをもとに作ったコンセプトで展開したオファーの成約率は、感覚値で3倍前後に改善した。

今日の記事では、そのやり方を具体的に公開する。

アクション:まず今すぐ、あなたが「何を売っているのか」を一文で書き出してほしい。その一文が今日の出発点になる。


AIを使った市場調査の具体的なステップ

ステップ1:「お客さんの言葉」をAIに拾わせる

市場調査で一番重要なのは、「専門家の言葉」ではなく「お客さんの言葉」を集めることだ。

なぜか。人は自分の言葉で表現された悩みに反応する。コーチングの専門用語より、「なんとなく毎朝起きるのがしんどい」という日常語のほうが、読んだ人の心に刺さる。これはコピーライティングの鉄則だ。

AIへの具体的な指示の出し方(プロンプト)を紹介しよう。

たとえばあなたが50代向けのコーチングビジネスをやっているとする。ChatGPTやClaudeなどのAIに、こう入力してみてほしい。

「50代で会社員として働いているけれど、定年後の人生に漠然とした不安を感じている人が、SNSやネット上に書き込みそうなリアルな悩みや愚痴を30個書き出してください。専門用語は使わず、本人が実際に使う日常的な言葉で書いてください」

するとAIは、「老後のお金が全然足りる気がしない」「会社を辞めたら自分には何も残らない気がする」「趣味もないし、定年後どう過ごせばいいのかわからない」といった、リアルな言葉を大量に出力してくれる。

これが宝の山だ。このリストの中から、あなたのビジネスが解決できる悩みを5〜10個ピックアップする。これが後でコンセプト作りの素材になる。

ステップ2:「競合リサーチ」をAIに仕分けさせる

次に、競合の分析だ。ここでもAIを使う。

たとえばこう入力する。

「50代向けのコーチング・コンサルタント・セラピストが日本でよく使っているセールスコピーやキャッチコピーのパターンを20個挙げてください。そのパターンがよく使われている理由と、逆にそれが使い古されて差別化が難しくなっている点も一緒に教えてください」

するとAIは、業界の定番フレーズ(「自分らしく生きる」「あなたの本来の輝きを取り戻す」など)を列挙した上で、「これらは情緒的すぎてターゲットの具体的な問題解決イメージが持てない」といった分析もしてくれる。

ここで大切なのは、競合が使っている言葉を「避ける」ことではなく、「何が語られていないか」を見つけることだ。業界全体が感情に訴えかけているなら、あなたは「結果と数字」で勝負する。業界全体が「スピリチュアル」な方向に振れているなら、あなたは「ロジックと再現性」で差別化する。

この「空白地帯」を見つけることが、コンセプト作りの核心だ。

ステップ3:「ビフォーアフター」をAIに言語化させる

ここまでで「ターゲットの悩みの言葉」と「競合の弱点・空白地帯」が揃った。次は、あなたのサービスが提供する「変化」を言語化する。

これもAIに手伝ってもらう。こう入力しよう。

「以下の情報をもとに、このサービスを受ける前と後の変化を10パターン書いてください。感情的な変化と、具体的な生活・数字の変化の両方を入れてください。

・ターゲット:50代の会社員男性、定年後の人生に不安を感じている
・サービス内容:3ヶ月間の1対1コーチング
・主な悩み:(先ほど集めた悩みリストから3〜5個貼り付ける)
・サービスの強み:(あなたが思う強みを箇条書きで貼り付ける)」

するとAIは、「定年後の漠然とした不安が晴れ、毎朝ワクワクして目が覚めるようになった」「副業収入が月5万円生まれ、妻に感謝された」「70歳まで現役で働くための具体的なロードマップができた」といった、感情と事実が混じったビフォーアフターを複数パターン提示してくれる。

これが後でキャッチコピーやセールスレターの骨格になる。

アクション:上記の3ステップのプロンプトを、今日使っているAIツール(ChatGPT・Claude・Geminiなど何でもOK)に実際に入力してみてほしい。出力を見た瞬間、「これ使える」と感じるはずだ。


集めた素材から「売れるコンセプト」を組み立てる

コンセプトの公式:「誰が・何を・どうやって・どうなるか」

市場調査で集めた素材を使って、コンセプトを一文で作る。僕が使っている公式はシンプルだ。

「(ターゲット)が、(期間・方法)で、(具体的な結果)を実現するプログラム」

具体例を出す。

悪い例:「自己肯定感を高めるコーチングプログラム」
良い例:「定年まで3年以内の50代男性が、3ヶ月で副業収入月10万円と第二の人生ロードマップを手に入れるコーチングプログラム」

同じサービス内容でも、コンセプトの言語化でこれほどの差が出る。「良い例」を見た50代男性は、「これは自分のことだ」と感じる。これが「コンセプトが刺さる」という状態だ。

AIにこの公式を当てはめるよう指示することもできる。先ほど集めた素材(悩みリスト・ビフォーアフター)をすべて貼り付けて、「この公式に当てはめて5パターンのコンセプト一文を作ってください」と入力する。出てきた5パターンから最もピンとくるものを選び、自分の言葉に微修正すれば完成だ。

コンセプトを「3秒で伝わる言葉」に磨く

コンセプトが完成したら、次はそれを「3秒で伝わるキャッチコピー」に凝縮する作業だ。

なぜ3秒か。SNSでも、メールの件名でも、人が最初に目にする言葉を判断するのは3秒以内だからだ。この3秒で「自分ごと」と感じてもらえなければ、続きは読まれない。

AIへの指示はこうなる。

「以下のコンセプト一文をもとに、SNSの投稿や広告の見出しに使える、3秒で意味が伝わるキャッチコピーを10個作ってください。数字・感情・具体性をできる限り入れてください。ターゲットは50代男性です」

出てきたキャッチコピーの中から、「あ、これはちょっとドキッとする」と感じるものを選ぶ。ドキッとするということは、ターゲットの本音の悩みに触れているサインだ。

実際に僕がプロデュースしたクライアントのケースで話すと、この作業をしてキャッチコピーを変えただけで、同じ内容・同じ価格の講座の申し込み率が変わったケースは一度や二度ではない。コンテンツは変えていない。「入口の言葉」を変えただけだ。コンセプトとコピーがいかに大事か、これで伝わると思う。

コンセプトが正しいかどうかを検証する方法

コンセプトを作ったあと、多くの人がやらないのが「検証」だ。

検証とはシンプルに言えば、「実際のターゲットに見せて反応を確かめる」ことだ。でもAIを使えば、リリース前に擬似的な検証ができる。

こう入力してみてほしい。

「以下のコンセプトとキャッチコピーを、実際の50代男性ターゲットの視点から評価してください。刺さる理由・刺さらない理由・改善提案を具体的に教えてください」

AIはターゲットの視点から、「この表現は少し上から目線に感じる」「『副業』という言葉が50代男性には抵抗感を持たれる可能性がある」「数字が具体的で信頼感がある」といった、かなり実用的なフィードバックを返してくれる。

これを繰り返してコンセプトを磨く。ローンチ前にこの作業をするかどうかで、売上の結果は大きく変わる。

アクション:今日作ったコンセプトの草案をAIに批評させてみてほしい。「厳しい目で評価してください」という一言を添えると、より本音に近いフィードバックが返ってくる。


なぜ今すぐAI市場調査を始めるべきなのか

時間と場所の自由を手に入れるために

タイ・パタヤに移住して7年目になる。この生活の中で改めて実感していることがある。「仕組みがある人とない人の差は、時間とともに指数関数的に開く」ということだ。

AI市場調査は、単に「リサーチが早くなる」というだけではない。正確なコンセプトが生まれると、セールスがスムーズになり、成約率が上がり、価格競争から抜け出せる。その結果、時間の余裕が生まれる。余裕ができた時間で、さらに良いコンテンツを作り、さらに良いコンセプトを磨くという好循環に入れる。

今、僕はパタヤの海の見える場所でこの記事を書いている。ビーサンと短パンで、仕事に必要なのはPCとAIと、自分の思考だけだ。場所の自由・時間の自由・お金の自由——この3つを同時に手に入れるために、AI×コンテンツビジネスの組み合わせは今の時代における最強のルートの一つだと思っている。

タイに移住する前、以前住んでいたバンコクから今のパタヤに来た頃、「もっと早くこのやり方に気づいていれば」と思ったことが正直ある。でも遅いことはない。40代でも50代でも60代でも、コンセプトが変われば、ビジネスは変わる。

人間関係の自由も同時に手に入れる

正しいコンセプトは、「合うお客さん」だけを引き寄せる。これはビジネスにおいて非常に重要なことだ。

ターゲットが曖昧なコンセプトでビジネスをしていると、自分と合わないお客さんも来てしまう。クレームが増え、サポートに疲弊し、「なんでこんな仕事をしているんだろう」という気持ちになる。

一方で、コンセプトが明確だと、そのメッセージに共感した人だけが来る。共感ベースで集まった人たちとのビジネスは、本当に楽しい。12年で500人以上のコンサル・プロデュースをしてきた中で、これは一貫して言えることだ。

4つの自由(時間・お金・場所・人間関係)は、バラバラに手に入るものではない。正しいコンセプトが生まれると、売上が安定し、時間が生まれ、場所に縛られなくなり、一緒にいたい人とだけ仕事できるようになる。AI市場調査はその入口だ。

アクション:今日学んだ3ステップ(ターゲットの悩みの言葉→競合の空白地帯→ビフォーアフターの言語化)を使って、今日中にコンセプトの草案を1つ作ってみてほしい。完璧じゃなくていい。まず形にすることが大事だ。


まとめ

今日の記事で伝えたかったことを3点に絞る。

・売れない本当の原因は「コンテンツの質」ではなく「コンセプトのズレ」だ。ここを直さない限り、何を作っても結果は変わらない

・AIを使えば、市場調査からコンセプト作りまでが10分の1の時間でできる。重要なのはプロンプトの出し方。「ターゲットの悩みの言葉を集める→競合の空白地帯を見つける→ビフォーアフターを言語化する」という3ステップで進めること

・正しいコンセプトは、売上だけでなく時間・場所・人間関係の自由も同時に引き寄せる。AI市場調査は4つの自由への入口だ

コンセプト一つで人生が変わる、というのは大げさに聞こえるかもしれない。でも12年・20億円以上の売上を通じて、僕は何度もその瞬間を目撃してきた。あなたにもその瞬間が必ず来る。今日から一歩踏み出そう。


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高梨陽一郎@AI×自動化

4つの自由を手に入れる方法を発信 | メルマガ読者10万人 | コンテンツビジネス 売上20億円 | 1人起業家のWebマーケティング | 高単価商品プロデュース | AI自動化コンサルタント | タイ🇹🇭パタヤ在住

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