タイ・バンコクから見た2021年ビジネス最前線2
高梨です、
先日はタイ・バンコクから見た2021年ビジネス最前線
を書きましたが、幾つか書き漏れがあったり
追記したい事があったので今日は第二弾を書きますね。
では、本題へ。
前回色々と書いてきたけど、タイにいると
日本とはまた違ったものが流行っていたり
ビジネスチャンスがたくさんある事に気づく。
タイと日本の特徴で違うなと感じるのは
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決定の早さ
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だと思う。
非常事態宣言も突然発令されたし、
状況を見て禁止令なんかもいきなり明日から
みたいな事が普通に発令される。
しかも自粛ではなく命令。
だからそれを破ると即罰金、即逮捕。
例えば、マスクをしていなかったら20,000バーツ徴収
家でお酒を飲みながら大人数でパーティしていたら逮捕
明日から飲食店は営業禁止、公園、ジム、プール、マッサージも禁止
のような事がいきなり当日噂レベルで降りてきて
次の日には実施されるスピード感。
日本だと、
『緊急事態宣言の延長の可能性の検討を求める会議をする事を示唆』
みたいな、何も進んでいない事が多いし
決定した後も皆さんの協力が必要ですのような
弱い宣言をするのでほとんどの人が守らなかったり
曖昧なお願いなので守っている人とそう出ない人との間に
軋轢を生むような事が続いている。
日本の法令上、非常事態宣言や命令が下せないのはわかるけど
リーダーとしてもっと強い言葉ではっきり伝えないと
結局皆、誰かのせいにしたくなるのでその言葉通りに
曖昧な行動をとってしまうんだと思う。
人は言葉通りに動く。
だから曖昧な言葉からは曖昧な結果しか生まれない。
命令するのは確かに責任も生じるし
それが間違っている可能性だってある。
だから非難を受けたくないから、責任のなすりつけ合いで
曖昧な表現とか決められないんだと思うけど
でもこう言う緊急事態の時は日本のリーダーが
結果間違っていたとしても明確に意思表示して欲しいなと思う。
そう言う意味ではトランプ大統領はとても意思がはっきりしていて
リーダーとして素晴らしい人物だったなと感じる。
と、話がいきなりそれてしまったけど
その決定の早さを物語っているのが
このコロナの真っ只中でもバンコクは
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コンドミニアムの建設ラッシュ
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が止まらない。
駅前にこんな土地あったんだ?と思わせるくらい
どの駅の周りでもコンドミニアムの建設が進んでいて
どんどん都市化が進んでいる。
それと同時に
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電車の路線拡大
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が進んでいる。
バンコクにはBTSと言う高架鉄道があるんだけど
僕が住んでいるこの2年でもかなり拡大したけど
2023年くらいまでにこの路線がさらに拡大して
東京の地下鉄のようにバンコク中に張り巡らされる予定だ。
その駅の周りに更にショッピングモールや
コンドミニアムの建設が予定されていて
更に便利に近代的な都市に拡大していく事は間違いない。
そしてバンコクにいると気づくのが、
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スクラップアンドビルド
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の早さ(速さ)だ。
壊す(決定)のも早いし、新しいものも
圧倒的なスピードでどんどん造っていってしまう。
気づいたらお店が無くなっていて
気づいたら新しい店ができていた
とか、
週末のイベントなのに、前日に組み立てて
(しかもかなり大掛かりなイベント)
週明けには綺麗に撤退している
なんて事があちこちで行われている。
タイはイベント好きなので、
ショッピングモールとかに行くと
必ず何かしらのイベントが行われている。
(特にコロナ前は毎日お祭りのようだった)
これは日本とは違ったルールがあって
会社を立ち上げると必ず
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タイ人を4人雇わないといけない
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と言うルールがあったり
隣国からの出稼ぎの人も多く
作業する人数多いのでスピードも速いのだろう。
あとは、タイをはじめとする東南アジアの人々は
自分たちで何でも作る文化があるので
手先が器用で手作業で色々なものを作ってしまうし
特に
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バンコクは地震が無い
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ので耐震設計とか気にせず
ガンガン建てる事ができるからだと思う。
ここは日本とは決定的に違う部分だよね。
話はまた逸れちゃうけど
ちょっとも揺れないって
暫く地震の事を考えなくて済むので
本当に精神的に安心する。
様々なリスクがある中で
自分でコントロールできないリスクって
やっぱり怖いなって思うから。
リスクの話は後でするとして、
話をバンコクの話の戻すと
最近バンコクで流行っているものとして
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スケボー
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がある。
BTSのデジタルサイネージとか見ていると
よくCMとかでも流れているし、
先に書いたイベント会場にもスケボー会場が作られたり
空前のスケボーブームが来ているようだ。
(と言っても、2,3ヶ月前がピークだったような)
テレビ見ないのでわからないけど
何かドラマとかでやってのかも。
あと流行っている、と言うか庶民の足として利用されてるのが
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電動キックスケーター
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だ。
僕も持っているんだけど、
これこそ法整備がなかなか進まない日本では
やっと一部の地域で乗れるようになったみたいだけど
バンコクはいち早くこれらを公道で乗れるようにしたり
レンタルキックスケーターが一時期出たりして
(でもこれも直ぐに中止になったけど)
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やってから考える
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的な発想でどんどん試験的に行われている。
キックスケーターは電気で充電できて
気軽に乗れるので、僕もジムに行くときに使っています。
電気で充電できると言えば、こちらでは
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レンタルEV自動車
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があって、うちのコンドミニアムの駐車場にも
うちの前の学校にも車とスタンドがあって
アプリを入れれば自由に電気自動車に乗る事ができる。
日本も2030年までにガソリン車を禁止にする
と宣言したみたいだけど、世界ではどんどん
EV化が進んでいるようだ。
他にも、バス停でスマホを置くだけで充電できる
太陽光充電器のようなものや、レンタル充電器も
バンコク中に置いてある。
あと、このコロナでバンコクで流行っているのは
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キャンプ
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だ。
日本でもキャンプが流行っているみたいだけど
国外になかなか出られない状況で
ステイホームを強いられて来たので
外でキャンプでもしようって事になったのかな。
それと、バンコクでは様々な事が禁止なのに
なぜか
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ゴルフ
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は禁止になっていなかったと思う。
自然で人とあまり接触がないからOKって事なのか
上級国民のためにゴルフは禁止にしなかったのか
そんな感じの理由だと思うけど。
それからバンコクで流行っている食べ物は
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クロワッサン
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が若い女性の間でとても人気があり
クロワッサン専門店がショッピングモールや
商店街にまで進出している。
バンコクってどこに行ってもスイーツが売っていて
ショッピングモールに行くとカフェとスイーツ屋は
かなりの数があるので甘党には天国のような場所だ。
原宿の竹下通りがたくさんあるような感じ。
それと、日本でも最近認可されたみたいだけど
バンコクでも
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食用大麻
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が解禁になっている。
どんな作用があるのかわからずに
僕はまだチャレンジしていないけど
既存のレストランでも大麻を扱うようになったり
大麻レストランのようなものも出て来ている。
大麻の天ぷら
大麻茶
大麻のスープ
大麻ドリンク
なんかがあるみたい。
日本だと、大麻は麻薬みたいな扱いで
敬遠されがちだけど、元々オランダとか
海外では合法だったしタバコの方がよっぽど体に悪いし
寧ろ大麻は体に良いと言われているよね。(あまり知らないけど)
さて、前半に話に出た『リスク』について話をしたいんだけど
ちょっと長くなりそうなのでそれについてはまた今度って事で。
今日は前回に続き
タイ・バンコクからみた2021年ビジネス最前線2
と銘打って書きながら、ビジネス以外の部分にも触れて
日本とタイの違いみたいなところをお届けしました。
また続きを書きたいと思いますので
是非見ていただいたら感想やコメント頂けると嬉しいです。
他に聞きたい事とかあればリクエストくださいね。
では、本日も
勇気と情熱を持って全力で生きよう!
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