YOICHIRO TAKANASHI

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起業収益を「消えるお金」にし続ける人が知らない、暗号資産・DeFi・Web3で資産を増やす3つの思考法

熊本で震度7の地震が起きた。被災された方々に心からお見舞いを申し上げたい。そして、この出来事は僕たちに「もしも明日、収入が突然ゼロになったら?」という問いを突きつけている。あなたが今月稼いだお金は、来月も再来月も残っているだろうか?起業家として売上を作れているのに、気づけば手元に何も残っていない——そんな状態が続いているなら、この記事はあなたのために書いた。今日は、起業収益を「消費」で終わらせず、暗号資産・DeFi・Web3を活用して「本物の資産」に変えるための具体的な思考法をすべて話す。


なぜ起業家ほど「お金が残らない」のか

理由その1「売上と資産をごっちゃにしている」

これは僕自身が痛いほど経験してきた話だ。

独立して間もない頃、月に何百万円も売上が立つようになった。コンサル案件が入り、講座が売れ、プロデュース報酬が入ってくる。数字だけ見れば「うまくいっている」と感じる状態だ。でも、ある時ふと気づいた。「口座残高が全然増えていない」と。

売上が資産になるには、「売上 → 使わない → 増やす仕組みに入れる」というルートが必要だ。ところが多くの起業家は「売上 → 経費・生活費・見栄・自己投資」で終わってしまう。資産に変わる前に、お金が全部「消費」に変換されてしまうんだよ。

僕がかつて東京の港区タワーマンションに住んでいた時期がある。当時は「成功者のライフスタイル」を追いかけて、それっぽい場所に住んでいた。でも、普通に暮らすだけで毎月100万円以上が飛ぶ。家賃・食事・付き合い・移動費——全部が高い。売上は作れても、資産なんて一切増えない状況だった。

今タイのパタヤに住んで7年目になるが、月の支出は東京の頃と比べて大幅に減った。海に入って、仲間と過ごして、ビーサンと短パンで1年中生きていける。そこで浮いたお金を「増える場所」に入れることができるようになった。

アクションとして、まず今月の支出を全部書き出してほしい。「消費・投資・資産形成」の3つに分類するだけで、どこにお金が漏れているかが見える。

理由その2「日本円だけで資産を持っていることのリスク」

2026年7月31日現在、為替は1ドル157円台後半まで動いている。市場介入の観測まで出ている状況だ。これは何を意味しているか。日本円の価値が長期的に下落し続けているということだ。

起業家が稼いだお金をすべて日本円の銀行口座に置いておくだけでは、インフレと円安という2つのリスクに無防備にさらされ続けることになる。

ここで多くの人が「投資は怖い」「損したくない」と思考が止まる。でもよく考えてほしい。「何もしない」こと自体が、すでにリスクを取っているということだ。インフレが進めば、銀行口座の1000万円は10年後に実質800万円の価値しかなくなるかもしれない。

暗号資産・DeFi・Web3の世界はボラティリティ(価格の上下)が大きいのは事実だ。でも重要なのは「全財産を入れる」のではなく、「資産の一部をリスク分散として置く」という発想だ。

アクションとして、「もし今持っている資産の10%だけ、円以外の資産に分散したらどうなるか」を紙に書いて考えてみてほしい。


暗号資産・DeFi・Web3とは何か。難しく考えるな

ポイントその1「まずこの3つの言葉を5秒で理解する」

難しい言葉が並ぶと、それだけで思考が止まる人が多い。だからシンプルに説明しよう。

暗号資産(仮想通貨)とは、インターネット上でやり取りできるデジタルのお金だ。ビットコインやイーサリアムが代表的だ。国や銀行が管理するのではなく、ネットワーク全体で管理されている。

DeFi(分散型金融)とは、銀行や証券会社のような中間業者を使わずに、個人が直接お金を運用できる仕組みだ。例えば、自分の暗号資産を「貸し出す」ことで、年利数%〜数十%の利息を受け取れる。銀行の定期預金が年利0.001%台の日本とは、まったく別の世界の話だ。

Web3とは、インターネットの次の進化形だ。今のインターネット(Web2)はGoogleやMeta(Facebook)のような大企業が中央でデータを管理している。Web3では、ユーザー自身がデータや資産を所有・管理できる。NFT(デジタルの所有権証明)やDAO(分散型の組織)もこの世界に属している。

起業家の視点でこれらを「使える武器」として捉えてほしい。難しい技術を理解する必要はない。どう活用して資産を増やすか、だけを考えればいい。

ポイントその2「起業収益の出口を3つ作る」

僕がタイ移住後に実際にやってきた資産設計の考え方をそのまま話す。

出口1:日本円の銀行口座(生活費3〜6ヶ月分の緊急資金)
出口2:ビットコインなどの暗号資産(長期保有・インフレヘッジ)
出口3:DeFiプロトコル(流動性供給・ステーキングなどで運用益を得る)

これは僕が「全財産を仮想通貨に入れろ」と言っているのではない。収益が入ったら、この3つの出口に自動的に振り分わける仕組みを作る、という話だ。

仕組み化・自動化という言葉を僕はよく使う。ビジネスの売上を作る仕組みと同じように、「資産が増える仕組み」も作れる。毎月稼いだお金の一定割合を、自動的にビットコイン積立に回す設定をするだけで、あなたは何もしなくても資産が少しずつ積み上がっていく。

アクションとして、まず月の収益の5%だけを暗号資産の積立に回すルールを自分で決めてほしい。最初は金額よりも「仕組みを作る」ことが大事だ。


DeFiで起業収益を「寝ていても増える資産」に変える具体的な方法

方法その1「ステーキングで利息を受け取る」

ステーキングとは、持っている暗号資産をネットワークに「預ける」ことで、報酬として新たなコインを受け取れる仕組みだ。銀行の定期預金に近いイメージで理解してほしい。ただし利回りが銀行とはまったく違う。

例えばイーサリアム(ETH)のステーキングでは、年利3〜5%前後の報酬が得られる場合がある(※相場や時期によって変動する)。USDCやUSDTといったステーブルコイン(価格が比較的安定しているコイン)をDeFiプロトコルに預けると、さらに高い利回りが得られるケースもある。

ステーキングの最大のメリットは「持っているだけで増える」という点だ。ビジネスで稼いだお金を、ステーキングに入れておけば、あなたが寝ている間も、パタヤの海に入っている間も、仲間と旅をしている間も、お金が少しずつ増え続ける。

これはまさに4つの自由——時間・お金・場所・人間関係の自由——を実現するための仕組みだと思っている。ビジネスの収益が「資産」に変わり、その資産が「収益」を生み出す。このループが回り始めると、人生の自由度がまったく変わってくる。

注意点として、DeFiには「スマートコントラクトのリスク」(プログラムの不具合によるハッキング)や「元本割れのリスク」もある。必ず自分で調べて、リスク許容の範囲内でやることが前提だ。

方法その2「流動性提供(LP)で取引手数料を受け取る」

これは少し応用的な話だ。

DeFiの取引所(DEX:分散型取引所)では、ユーザーが自分の暗号資産を「流動性プール」に預けることで、そのプールを使った取引から発生する手数料の一部を受け取れる仕組みがある。

例えばUniswapやPancakeSwapというプラットフォームでは、このLP(流動性提供)による手数料収入を得られる。プールに資産を入れておくだけで、他のユーザーが取引するたびに少額の手数料が自分に入ってくる。

ただし「インパーマネントロス」というリスクがある。これは、プールに入れた2つのコインの価格差が大きく変動すると、通常に保有しているより損になることがある現象だ。これについては最初にしっかり理解してから実践してほしい。

アクションとして、まずUniswapやPancakeSwapのサイトを見るだけでいい。口座を開く必要もない。「こういう仕組みがあるのか」と知っておくだけで、資産形成の選択肢が一つ増える。

方法その3「Web3コミュニティと起業ビジネスを掛け合わせる」

ここが僕が一番伝えたいことだ。

暗号資産やDeFiは「投資の話」として語られることが多い。でも、コーチ・コンサル・セラピスト・ひとり起業家にとって最大のチャンスは「Web3的な思想をコミュニティ運営に活かすこと」だと思っている。

どういうことか。

僕が立ち上げてきた「Kingdomコミュニティ」「Discoveryコミュニティ」でも意識していることだが、Web3の世界では「コミュニティのメンバーが価値の共同創造者になる」という発想がある。トップダウンでリーダーが価値を配るのではなく、メンバー同士が互いに価値を生み出すコミュニティだ。

NFTを「コミュニティメンバーシップ証明書」として活用している企業や起業家も増えている。NFTを持っている人だけが入れるクローズドなコミュニティ。そのNFTに二次市場での流通価値が生まれると、コミュニティの価値が上がるほどメンバーの資産価値も上がるという構造になる。

これはまだ日本の40〜60代の起業家には広まっていない。だからこそチャンスがある。あなたが今持っている専門性・コンテンツ・コミュニティを、Web3的な発想でリデザインする視点を持っておくだけで、5年後・10年後のビジネスがまったく違う形になっていく可能性がある。

アクションとして、自分のコミュニティやサービスに「メンバーが価値の共創者になれる仕組み」を1つだけ追加することを考えてみてほしい。


「資産を作る前に、まず収益の仕組みを固める」という順番を間違えるな

大前提「器が小さいうちに資産運用しても意味がない」

正直に言う。暗号資産やDeFiの話をする前に、まず「収益の仕組みが回っているか」を確認してほしい。

毎月の収入が不安定な状態で、資産運用に時間とエネルギーを使っても、元手となるお金が増えないのだから意味がない。まず最優先でやるべきは「AI×コンテンツビジネス×仕組み化×自動化」の組み合わせで、毎月安定した収益が入ってくる状態を作ることだ。

僕が12年で20億円以上の売上を作ってこられたのは、コンサルタントとして体を売る働き方から、コンテンツビジネス・講座ビジネス・プロデュース業へとシフトしてきたからだ。独立当初は満員電車に乗って企業のコンサルをしていた。体力と時間を消耗する毎日だった。でも「ライフスタイルを変えたい」と決断してWebマーケティング・コーチング・コンテンツビジネスに軸を移してから、収益の質が根本的に変わった。

仕組み化・自動化された収益があってこそ、そこから資産形成のステップに進める。順番を間違えないことが大事だ。

実践フロー「起業収益を資産に変える5ステップ」

ステップ1:月次の収益の仕組みを作る(コンテンツ・講座・コミュニティのいずれか)
ステップ2:支出を見直し、「消費」「投資」「資産形成」に仕分けする
ステップ3:毎月の収益の5〜10%を暗号資産積立に自動設定する
ステップ4:積み上がった暗号資産の一部をDeFiに入れてパッシブインカムを得る
ステップ5:コミュニティやビジネスにWeb3的な思想を取り入れ、資産価値を持つモデルへ進化させる

このステップは一気にやらなくていい。1年かけてゆっくり進んでいけばいい。世界55カ国を旅してきた経験から断言できるが、人生の大きな変化は「一夜にして起きる劇的な変化」ではなく「小さな行動の積み重ねが、ある日突然加速する」というパターンで起きる。

アクションとして、今日この記事を読み終わったら、ステップ1〜2だけ紙に書いて整理してほしい。それだけで十分だ。


まとめ

今日お伝えしたことを3点に整理する。

第一に、起業家がお金を資産にできない最大の理由は「売上を消費で終わらせている」ことだ。支出を見直し、収益の出口を3つ(緊急資金・長期保有・運用)に分ける習慣を作ることが第一歩だ。

第二に、暗号資産・DeFiは「怖いもの」ではなく「資産分散のツール」として使える。ステーキングや流動性提供を通じて、ビジネスの収益を「寝ていても増える仕組み」に変えることができる。

第三に、Web3的な思想をコミュニティビジネスに組み合わせることで、資産価値を持つビジネスモデルへの進化が起業家には可能だ。今この考え方を持っている人はまだ少ない。だからこそ、今動くことに意味がある。

あなたが稼いできた収益を、本物の資産に変えよう。一緒に前に進もう。


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高梨陽一郎@AI×自動化

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